2017-09-15

≪カタルーニャ独立レファレンダム≫結果が意味するものって何?

カタルーニャ独立に関するれふぁれんはもうすぐそこ、10月1日に迫っている。
もうここまでくれば止まれないとばかりに、少し支離滅裂的なところも感じさせるカタルーニャ州政府の暴走。
その一方で、なにがなんでも阻止しようとするスペイン政府の条件反射のような対応も滑稽だ。

一昔前ならばカタルーニャを代表する政党は、歴代スペイン政府と独立・分裂を武器にさまざまな駆け引きをしてきたものだ。
しかし現在は、政治的な武器は効力を失い、カタルーニャ州民の手前、だたただ現実として生き延びることしか許されなかったような気がする。

個人的には、私は独立に関するレファレンダムはアリだと思う。

彼らの歴史・文化の尊重はもちろんのこと、スペインの一部であることは経済的に優等生であるカタルーニャにはデメリットが多いと言われる。

でも今は違うでしょ!というのが正直なところだ。

世論調査では独立賛成・反対は五分五分と予想される。
あくまでも予想にすぎない!

反対派は投票に挑まず、警察へも投票を阻止するよう指示が出された。
投票用紙も公式サイトからのダウンロード、反対派が市長のところは投票会場も危うい。
つまり今のままでは正式な結果が得られないということだ。

そんな条件で得られた結果に何の意味があるだろうか?
どっちつかずで、結局一番避けたいカタルーニャ内の亀裂を深めるだけではないだろうか。






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