2020-06-14

世間から置いてけぼりを食らう私はフェーズ0

新型コロナによる規制緩和もずいぶんと進み、フェーズ0からはじまった緩和対策は今ではフェーズ3に入った地域がほとんどだ。ガリシア地方は明日から警戒事態宣言が解除されるほど。

EU諸国との国境の正常化についても、スペインは当初ポルトガル同様7月1日としていたが、EC(欧州委員会)からの強い要望もあり、21日に訂正された。いよいよ、経済復興のための往来が加速する。

それに先立ち、明日15日、バレアレス諸島では1万人程度のドイツ人観光客を試験的な試みとして受け入れるそうだ。

このような一連の緩和対策に、スペインの外出を誘うようなすばらしい天候、また規制生活でたまったストレスの反動も相まって、羽目を外しまくりルールを無視する人もしばしば見かけられる中、人々は大いに外出を楽しみ、新しい日常への移行を切望しているようだ。

しかし、世間が活気をとり戻りしつつあるかたわら、もともとインドア派の私は相変わらずフェーズ0を楽しんでいる。

つまり、移動範囲や距離は増えたものの、ウォーキングと大型スーパーでの買い物以外はほぼ外出しない、今のところしたくない。

友人と会いたいならビデオ通話、大型スーパーでも買えないものはネットショッピング。

バルやカフェなど感染対策をとっているとはいえ、まだ分からぬリスクがあるのなら、私の中では渇望するに値するものでもない。

ドライブ好きの私が唯一楽しみにしていたのが、県や州を超えて移動が可能になる日。

とは言え、今はバルなども利用したくないぐらい神経質になっているのなら、『じゃあ、ドライブ中のトイレはどうすんねん!』ということで、我慢できる範囲にするか、自分的に納得のいく万全の準備を整えるか…。

それならいっそ、行かない選択も全然あり!ということで、私はやっぱりフェーズ0状態にどっぷりつかっている。




病気後まだ休職中でもあり、たぶん今年の夏は旅行にも行かない・行けないだろう。

でも今は、太陽の差し込むテラスでまったくのんびり、毎日がバカンス状態に等しい生活を送くっている。




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