2015-03-22

一足早くアンダルシア地方選

5月24日に控えたスペイン地方選挙より一足早く、アンダルシアでは今日地方選挙が行われている。

今回のアンダルシアの選挙は、今後年末に開かれるだろう総選挙結果を予想すべく、その凝縮図のようになり兼ねない。

PSOE党とポプラル党の、スペイン2大政党が今回の選挙に於いては、過半数を得ることは非常に難しく、支持率が急成長しているポデモス党や、カタルーニャに本部を置く、これまた今年に入って著しい成長を見せるシウダダーノス党の活躍が注目される。それは今日のアンダルシア地方選に限らず、全国的にその傾向がある。

アンダルシアは比較的、中道左派のPSOE党やイスキエルダ・ウニーダ党といった左系の支持が根強い地域だ。

とは言うものの、3年前の自治州議会選挙では中道右派のポプラル党が勝利を収めることとなった。幸いにもPSOE党は、イスキエルダ・ウニーダとの連立で政権をとることが出来たが、今回の選挙前になって、イスキエルダ・ウニーダ党との間に亀裂が入った状況だ。

その上他の地方同様、どの党に関係なく汚職などの疑惑からも逃れられない現実は、国民からの不信感を招く結果となっている。

今日の選挙結果、またその結果がどのように5月の地方選挙に影響するか大変興味深い。

興味深いのは選挙に限ったことではない。

そう、今日はバルサVSレアル・マドリッドの試合もあるのだ!

後2ヶ月ほどでリーグ戦が終わる。現在1点差で首位に立つバルサだが、この試合でレアルとの距離を一層離したいいところだ。またレアルもこの試合で首位への返り咲きを狙っている。

そういう訳で、私は今夜、選挙結果の成り行きと、バルサVSレアルの試合でTVに釘付けになることが予想される。






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